会社を辞めてフリーランス人生スタート!

この度、会社員を辞めてフリーランスとして独立することになりましたので、久しぶりにブログを更新しようと思い立ちました。

今回の記事では下記のことについてお話ししていきます。

  1. 何故今回会社を辞める決意に至ったのか
  2. この決断をした今の率直な気持ち
  3. 今後の活動について

1. 何故今回会社を辞める決意に至ったのか

主に2つの理由があります。1つ目は、現在の立場に居続けることで得られる自分自身の成長機会が限りなく小さいと感じたこと、2つ目は、将来を燻っている日本の若者が身近に増えてきたことです。順番に詳しくお話しします。

1つ目の『成長の幅が小さく感じてきたこと』について、

大学時代にアメリカへ渡米して以来、成長できる環境を常に求め続けていました。好奇心旺盛な性格もあり、自分が経験したことのない世界、見たことのない景色が大好きでした。時には、自分自身を崖っぷちに追い込むような選択をしたこともありましたが、結果その時が一番自分の潜在能力が発揮され成長できたと感じています。周りの方には度々

『なんでそんな決断したの?リスク高過ぎじゃない?』とか言われます。

この間父親からは、

『お前は全然安定した生活を送らないな。。。』とも言われました。

でもこれが私なんです笑

人生一回きり!常に挑戦し続けたい!自分のことは誰よりも自分が一番信じています。今までも、困難な道を選択した時ほど、周りからは色々言われましたが、その都度なんとかしてきました。そして、自らの成長に繋げてきました。

何より、厳しい環境において自分がもがいている姿を第3者目線で見ると楽しくなってしまうんですね笑 ゲームのような感覚です笑 この間久しぶりにベットに入る時に、自然と笑みが溢れてきました。会社から独立し給与収入が消える、高い賃貸の家賃支払い、社会保険料支払い、子供はまだいませんが奥さんを扶養しています。大企業勤めからフリーランスという肩書きは社会的地位をとんでもなく下げます。ありとあらゆる困難が浮かんでこれば来るほど、自分が崖っぷちに立たされている感覚を覚え、楽しくなってきます。「どMなんですか?笑」と言われることもしばしばありますが、厳しい環境ほど、自分自身が全力を尽くしても達成できるか分からない瀬戸際の状況こそ、楽しくて仕方がありません。

外資系の大企業に入社して、3年半で管理職に昇格、海外勤務も経験し、非常に多くの経験を積ませて頂きました。会社や取引先の方には本当に感謝しかありません。日本の今の職場でも4年近くが経過し、自身の成長機会が鈍化していることを肌で感じていたので、1年前から上司には『2022末までには必ず次のキャリアへ進みます』ということを話していました。これ以上同じ環境に身を置いておくことが成長機会の損失につながること、退屈、20代というエネルギーが有り余っている貴重な時間を無駄にすること、私には耐えられなかったこともあり、期限を宣告しておきました。もちろん責任も大きい立場なので、1年前から事前に話をしておくことで、職場に迷惑をかけないようにという、私なりの仁義の通し方でもありました。

これまで、大学を飛び級で卒業し、海外で就職のオファーを頂き、日本だけでなく海外も含めて勤務経験を持つことができ、管理職という立場で人やプロジェクトの管理をする経験もすることができました。人を管理するということがいかに大変なことか、自分には見えていない人それぞれの考え方が存在し、多様性を尊重することがいかにマネジメントにおいて重要なことが実際の経験を通して感じることができました。20代で本当に多くの質の高い経験をすることができたと思っています。本当に関わってくださった周りの方には感謝の気持ちで一杯です。

『では何故会社から独立する決断をしたの?』

と、思われた方も多いでしょう。周りの方にはたくさん言われました。自分で言うのもおかしな話ですが、世間で言うエリート街道真っしぐらの人生だったかもしれません。しかし自分には、このまま大きな景色の変化がないレールの上をひたすらに走る人生は耐えられませんでした。それは私にとっては幸せではありません。そして私が幸せでないと奥さんも幸せではありません、と勝手に思っています笑 Happy wife, happy life! (奥さんを幸せにすることが人生を幸せにすること)と言う言葉がありますが、冒頭にHappy myself (幸せな自分) を付け加えたいです笑

もちろん、私は単身の身ではありませんので、奥さんを幸せにする義務があります。正直、義務に感じている訳ではなく、奥さんのことが好きなので幸せにしたいと常々思っています。

『では、なぜこの決断なのか?』

ここからは2つ目の理由『将来を燻っている日本の若者が身近に増えてきたこと』に絡めてお話ししていきます。

私は今の日本は衰退街道真っしぐらだと感じています。少子高齢化はもちろんですが、特に生産年齢の人口の減少がえげつないです。寿命は長くなっているのに、生産年齢の人口が減ること。。。

つまり生産年齢の負担が増えるんですね笑

今や日本企業は世界ではかつて程の大きな注目はなく、中国や韓国にも次々追い抜かれています。日本円の実行為替も2015年にお隣韓国に抜かれました。今や日本は、主要先進国の中では遅れまくりの衰退国です。最近になってようやく言われ始めましたが、バブル崩壊以後賃金は上がらず、上がらないどころか物価考慮の実質賃金は下がってきています(泣) 社会保険料や税金の増加が顕著なので当然ですね。収入は上がらず、税金が上がれば、それは手取りも減ります。

『じゃあ賃金あげればいいんじゃないの?』

って思われる方いると思います。日本の会社の特徴として、内部留保(=企業利益を企業内に留めておくこと)が強いことが挙げられます。金融危機が起きた2008年(リーマンショック)の時もこの内部留保のお陰で、キャッシュアウトせずに企業業績をある程度保つことができたと言うある意味の成功体験が足枷となり「いざとなった時のために。。。」と言う心構えから、利益が上がったら従業員に還元ではなく、企業内に貯めておく体質が染み付いてしまっているんですね。

ちなみに、日本の今の衰退ぶりは私のYouTubeチャンネルでも動画にまとめているのでぜひご覧ください。

これらの問題を根本から解決する近道はなく、少子高齢化を是正して生産年齢の人口を増やす他ないのですが、シルバーデモクラシーが顕著な日本はそれを行いません。若者が選挙に行ったところで人口比率からして勝てる訳がありません。そりゃあ、お年寄り優遇な政策さらけになりますよね笑

子供や孫がいる方は少しでも将来世代を良くするために!と言う考え方も出るかもしれませんが、子孫のいない肩からすれば将来のことより自分のことの方が重要であり

「子育て支援をする前に自分の年金確保が大事!」

となるのも分からなくはなりません。しかし、これは結局生産年齢人口の著しい減少を招き、自分たちの首を閉めていることになっているのを多くの日本のお年寄りは気づいていない気がしています。

私は仕事柄、海外に多くの友人がいますので、よく日本と海外の政策の違いについて議論をします。社会保険、税金、子育て支援、国や企業の人への投資、など非常に面白いです。そして、わかったことは、やはり日本の子育て支援はあまりに酷すぎると言うことです。

以前、兵庫県明石市の子育て支援の取り組みがすごい!と評判だったので、私も自身のYouTubeチャンネルでまとめて動画にしていました。

日本の中では、子育て支援に所得制限がないことは考えられない、と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、例えば同じ先進国の欧州では子育て支援所得制限などありません。私のフランスやドイツの友人は日本のこの取り組みついて

「正直驚いたよ。日本は本気で人口減少を解決したいと思っているの?子供を増やすには、子供を産みたいと思える環境整備は必要不可欠だよ。そもそも日本政府はインフレと共に給与をあげようとしているんだよね?所得制限を掛けることすらあり得ないけど、所得制限がかかる水準を年々引き下げているのは正直絶句だよ。」

と言われてしまいました。私も同感です笑

今の日本では子供を産む気にはなれません。おそらく多くの日本の若者が同じ気持ちを持っていると思います。先日イーロンマスクがTwitterで「人口が減り続ければいずれ日本は消滅する」と言っていましたが、まさにその通り!

人への投資もしない、特に若者・将来世代を大事にしない今の日本では生活の基盤を築く気にはなれそうにありません。

私が20代で管理職をやっていた立場なので、会社の中の若手(入社3年目まで)の多くの方にキャリアの相談をして欲しい、と言われていました。たくさんの方と話をしてわかったことは

「みんな焦っている」

と言うこと。日本では企業の成長は鈍化しており、大企業では上のポストはなかなか空かない。そして、雑務のような仕事ばかりさせられており、給料は安い。自分はこのままで果たして大丈夫なのだろうか。終身雇用が崩壊している、物価や税金が上がり続けて、衰退している日本において、このまま自分のやりたいことができていない、スキルも身につけられていない、こんな状態ではこの先生きて行けないのではないだろうか。そんな不安が滲み出ていました。

私から言ったことは「焦ったほうがいい、エネルギーの溢れている20代の時間は貴重だ」「やりたいことをやった方が何倍もいい、今の世の中は転職・事業もしやすい」「やるか、やらないかは自分次第」と言うことを一貫して伝えました。

彼らの不安を煽るつもりは微塵もないのですが「焦った方がいい」と言うのは私がいつも言うことです。おそらく、多くの年配の方は「焦るな」「最低3年は同じ職場」など言う方が多いのですが、今は時代も環境も違います。私も採用活動をしていましたので、たくさんの候補者の方や企業人事の方とお話ししましたが、このステレオタイプの考え方が強い企業はこの先優秀な人を獲得できなくなってくるのだろうな、と感じています。

何より私が許せないのは、この糞みたいなシルバーデモクラシー(年寄り優遇政治)によって、日本の若い芽がつまれてしまっていると言う現状です。

外資の管理職になり高級取りサラリーマンになった私ですが、手取りは対して増えませんでした。20年前とは勝手が違うのです。大企業に入社しておけば一生安泰なんて言葉はもう存在しません。いつ何時あの大企業が倒産するかも分からない時代です。

私は今後フリーランスとして活動していき、1年以内に起業することを考えています。その事業の1つには、若者の支援を考えています。もちろん、若者が育ちにくいことを全て環境のせいにするつもりはありません。どんな環境でもやる人はやります。ですが、確実に若者、現役世代が軽視されている環境に今の日本はなっている、と感じています。

今の日本の若者にも、もっと視野を広げて欲しいと思っています。私自身、海外で生活も送ってきましたが、びびっていないで、死に物狂いで海外の言語・文化を勉強して挑戦しましょう。今の日本は、頑張った人が報われない世の中になりつつあります。それよりも、自分の才能が十分に発揮でき、その対価もしっかりともらえる、そんな環境に身を置いた方がいいのかもしれません。日本が好きであれば、生活基盤を海外において、旅行者として日本に来ればいいのです。円安なので、海外で稼いだ外貨建て資産でたくさん日本のものが買えるでしょう笑

たくさんの優秀な人材が海外へ流出して初めて、日本の政府やお年寄りの方々もシルバーデモクラシ~の危険さに気付くかもしれません。今の日本を少ない人口の若者が変えるのは非常に難しい、ならば自ら良い環境に移動すれば良いのです。あとは、それが実行できるようスキルアップをし続ければいいだけです。

まずは私が頑張って、少しでも日本の若者に可能性を増やせたら嬉しいです。

2. この決断をした今の率直な気持ち

会社を独立した今の率直な気持ちは、

「開放感」「freedom」「好きなことに100%のリソースを投入できる嬉しさ」

と言う感じです笑

11月から独立したのでまだ1週目と言うことで、独立した実感はこれから湧いてくるのかもしれません。まずはこの1年全力で挑戦して、将来の自分、パートナーの可能性を拡大させたいと思います。そして、その経験を活用して、日本の若者の可能性を広げる事業を行いたいと考えています。

この1ヶ月はお世話になっている方達への報告をしており、パートナーのご家族へもきちんと事情を説明しました。独立するに当たって金銭的な支援は一切誰からも受けていないとはいえ、やはりきちんと事情を説明する責務があるので、きちんと私とパートナーの気持ちを両親に説明してOKを頂きました。

もし独立後の事業がうまくいかなくても、まだ若いので会社員に十分戻れると考えています。かつ、今は人手不足極まりない世の中なので、問題ないと思っています。むしろ、このタイミングで挑戦しないことの方が後悔が残りますし、フリーランス・起業に挑戦した経験は絶対後々生きてくると確信しています。

3. 今後の活動について

ひとまずは、副業で行っていたYouTube、コンサル、ブログを継続しつつ、新たに動画編集・ディレクション業務、企業のSNS運用を行っていきたいと思います。先ほども申し上げましたが、1年以内に起業しようと考えているので、近いうちに「大企業会社員・管理職、海外勤務、フリーランス、経営者」と言う経験が揃うことになりますので、話のネタが増えそうです笑 20代でこれだけの経験をしてきた人もあまり多くないかもしれないので、この経験を生かしたキャリアコンサルも行いたいと考えています。

と言うことで、今後は大企業管理職と言う立場から独立してフリーランスとして未開の地へ挑戦する私の日常をブログでも頻度を高めて発信していきたいと思います!

近々、第3のYouTubeチャンネルを開設して、未開のフィールドにて独立したアラサー男児が起業して大成するまでの道のり公開という目的でVlog発信もしていくことを考えておりますので、今の現状に燻っている方はぜひご覧ください!案外なんとでもなるということを結果で示していきたいと思っています!会社員の気持ちは身をもって理解しておりますので、そこから独立して良かった点・注意すべき点なども経験談として随時配信していきます。

私の経験談が、1人でも多くの方の人生を豊かにすることに繋がれば幸いです。

次回の記事をお楽しみに!

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